700キロもある。
途中にちらほら町があると地図に書いてあるため少し期待しながら走ること5日間。
予想をはるかに超えるものでした。
壮絶すぎるというか、日中36度の中、ひたすら何も無い、景色の変わらない一本道を走る訳で。。。。。
町といってもガソリンスタンドしかないorz |
Road Trainは相変わらず危ない |
水を飲むも太陽のせいでお湯に |
景色が変わるのは動物の有無のみ |
400キロ走ってもまだ変わらぬ |
遂に通りすがりのおっちゃんから安全なベストを貰う笑 |
写真の通り、400キロ〜500キロは何も変わらない道をひたすら走り、数えきれないくらい熱中症になりました。笑
休むにも、日陰がどこにもないここは、もはやナラボー平原なのではないかと思うくらい。時には100キロ以上ガソリンステーションが無いときもありふらふらになりながら、Road Trainに引かれそうになりながらペダルを漕ぐことに。。。。
そんな辛い出来事が忘れる程面白い出会いも一方ではあり、、、、、
ポーランド人の自転車 |
服装、自転車といい横断をなめてるのかと終始思った愉快な人でした。
韓国人の自転写 |
次は、2人目の自転車の旅人。
短期間にここまで多く自転車乗りに遭遇するとはおもわず、
そしてこの韓国人、オーストラリア横断の復路らしい。
ナラボー平原を往復したとんでもないクレイジーな韓国人である。。。。
自転車といい、水のボトルといいかなり年期が入っている模様で、すこし憧れたりもする。自分もシドニーに着く頃には色んなものをぼろぼろにした状態でゴールしたいな。。。笑
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道路の工事現場 |
何も無い平原に、綺麗な一本道がひたすら続き、走る一方で綺麗な道だなと毎日感心していた。道脇にはゴミ1つもないし、木や草も整えられていて、日本ではないのにここまで緻密な風景を創りだすのはいったい誰がやってるのか不思議であった。。。
それが、この人たちのお陰で気持ちよく走れ、感謝しなければなと思った。ちなみに、この人たち曰く30年前以上は舗装道路ではなかったという。笑
このような人たちに出会い元気を貰うも、この先も200キロ地獄が続く。
苦しい時に、自分をどうモチーベートさせるか本当に考え続けたような。
例えば、毎日食べているご飯のバランス(朝昼なし、夜パスタ)。
朝昼に食べ過ぎると猛暑で気持ち湧くなるため軽めにする。しかし、結局はアイス一個で終わりエネルギーが消耗する結末に陥る笑
朝昼を軽めにする分、夜パスタを2食食べると、なぜか太る。
3食のバランス、そして上手く一日中エネルギーが続く補給をひたすら考え続けていたが、結論は『気合いでがんばる』という意味の分からないことになる。
そんな中、カールグリーというパース以来の大きな町にたどり着き、マックを700キロ走った中で初めて見る。パースにいた頃はあんなにファーストフードを食べたたくないと思っていたが、あまりにも質素な食生活の毎日に、駆けつけることに。。。
オーストラリア初マック |
マクドナルドがここまで美味しいものだと思うのはきっと今後は2度とない気がしたひとときでした笑
それにしても、いままで通過した町と比べると大分雰囲気も変わり620キロ頑張ってよかったなと。
ナラボーの入り口まであと180キロ。
翌日で全て漕ぎ続ける予定であった。
SUPER PIT |
朝一でスーパーピットというオーストラリアの中でもかなり有名な鉱山に巡り会うことに。実際見てみると何キロも深く掘り続けていて、細い道を大きなトラックがぎりぎりのスペースで登り下りをしていて見ているこっちがハラハラしていたり。
その後はひたすら11時間、自分との170キロの戦いをして。最後はサンセットぎりぎりに意識が朦朧としたじょうたいでようやくナラボー平原の入り口へ。
ここ数日100キロ以上は常に毎日走り、食料(パスタ以外)を改めて考えなくてはいけないとおもい2泊することに。
ナラボーを共に旅するオランダ人 |
どうやらこのカップルもナラボー往路らしくかなりの強者だ。特に男の人は南米、オーストラリアと計30,000キロ自転車で旅をしてきたとか。この人たちに頼る他はないと思った。
ようやく、パースから800キロ走破し、いよいよこれから1200km続くナラボー平原のはじまりです。では行ってきます!
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